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作家紹介

秋華
  • 日本画

森田 りえこ

1955 -

森田りえ子のこれまでの制作の歩みを辿ってみると、 草花図に始まって人物像から風景画まで含めた幅広い表現領域を手がけているところに強みがあることがわかる。それに加えて、年齢を超えた卓越した描写力を有し、 色調にもいっそうの洗練さと冴えを見せている。(村木 明)
秋想譜
  • 日本画

木村圭吾

1944 -

ますらおぶりの男性的で大らかな作風で知られる日本画家・ 木村圭吾。あやしい生命の不思議をたたえた桜や、絶壁の岩盤がみせる非常の美しさを描く人だ。宇宙の波動とダイレクトに交信するかのような激しい時代のいぶきをうちに蔵してただひとりで立ちつくす不退転の絵画である。(篠原 弘)
流雲 右
  • 日本画

中野 嘉之

1946 - 2023

中野さんは、その人、作品ともにぶっきら棒なところがあって、 そのくせ、実のあるところを強く感じさせる魅力の持主である。 女臭い絵の多い日本画のなかで、男らしい媚態のない美しさを むきだしにしてきた画家だ。作品には何か一つの表現の狙いの気持の焦点があり、それがポツリとひとことでも語ればよしとする風があった。(米倉 守)
青磁銅彩柿文壺
  • 陶芸

田村 耕一

1918 - 1987

栃木県に生まれた田村耕一は富本賞受賞など数々の公募展での受賞し、鉄絵の変化を取り入れた絵付けが中心の優れた技術手法をもつ陶芸家です。 扱う釉薬は鉄釉に加えて辰砂釉、青磁釉と陶芸界に新しい斬新な表現を生み出した人間国宝である
さくら
  • 版画

井上 員男

1932 -

紙版画に独自の技法を生み出し、様々な色彩よりはるかに優れた精神を代弁するモノクロームの世界観を造りだす。「祇園精舎の鐘の声…」に始まる800年前の歴史物語、 源平合戦を内面の思想を版画芸術として表現した行為は誠に敢然とした大きなものがあります。