- 版画
井上 員男
1932 -
紙版画に独自の技法を生み出し、様々な色彩よりはるかに優れた精神を代弁するモノクロームの世界観を造りだす。「祇園精舎の鐘の声…」に始まる800年前の歴史物語、 源平合戦を内面の思想を版画芸術として表現した行為は誠に敢然とした大きなものがあります。
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生誕
1932年生まれ -
出身
香川県 -
分野
版画
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経歴
香川大学教育学部美術科修了
画歴
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1932年香川県に生まれる。
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1954年香川大学教育学部美術科修了。
兵庫県立高校美術教諭となる。 -
1970年紙版画独創技法開始。
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1979年香川県立高校美術教諭を辞め東京都羽村市に転居。
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1988年在仏日本大使館主催ユネスコ日本週間展覧会に招待出品。
『版画平家物語』のうち三点、『雪国』のうち六点、『アヤメ』)渡仏。 -
1989年鎌倉市中央公民館(現在の鎌倉生涯学習センター)主催『版画平家物語』
中間発表。12場面の内5場面。他作品140点。講演。 -
1994年『版画平家物語』完成。平家の全盛から合戦を経て没落までを
六曲十二双一隻に六曲屏風13、版画六曲屏風12。全長76m。62才。 -
1996年世界に誇れる建造美『日本の城』のシリーズにとりかかる。
落葉樹の間から城がよく見える冬、スケッチブックを抱えて、
北は青森県の弘前城から南は佐賀県の唐津城まで、綿密な写生に出る。
100日。2014年現在22城制作。 -
2000年株式会社タマ美術と専属契約。全国のデパートで『版画平家物語』中心に
他シリーズ作品と巡回展(三越・伊勢丹・西武・そごう) -
2001年そごう秀作美術展、ホテルオークラ本館平安の間。
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2012年鎌倉市に定住。
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2013年鎌倉美術連盟主催『版画平家物語』鎌倉生涯学習センターギャラリー
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2014年「井上員男・版画平家物語展実行委員会」主催『版画平家物語』
(鎌倉市)大本山建長寺応真閣。
個展 青梅市立美術館第一回特別展他全国百貨店、画廊等で八十回。
著作 『版画吉野川』(牧野出版)
『井上員男の山の花』(木耳社)
『続井上員男の山の花』(木耳社)
井上 員男の展覧会
次回開催予定までしばらくお待ちください。